身体への探究と、
自身の腰痛経験が原点です
私が施術家を志した背景には、長年取り組んできた空手と、自分自身の腰痛経験があります。
空手では大会での優勝を目指し、苦しい稽古を積み重ね、筋力トレーニングにも励んでいました。それでも、思うように試合の結果につながらない。
「筋力をつけるだけでは届かない、身体の使い方があるのではないか」
その答えを求めて、約10年にわたり模索しました。次第に、武道の奥深くにある身体の使い方を、生涯をかけて探究したいと思うようになりました。
もう一つのきっかけは、腰の痛みです。筋力を鍛えているにもかかわらず、稽古中だけでなく、普段立っているだけでも腰が痛むようになりました。
当時、専門知識はありませんでしたが、「腰そのものだけではなく、腰に負担をかけている何かがあるのではないか」と考えていました。
施術家になるからには、痛む場所だけを見るのではなく、身体全体から負担の背景を探り、その人の力になれる施術家でありたい。そこまで向き合えてこそ、自分がこの道を選ぶ意味があると考えました。
この二つの思いから、自営で営んでいた建設業を離れ、柔道整復師の道へ進むことを決意しました。