おはようございます。
全身バランス整体、根本治療の専門家、
前田和清です。
今日もブログへのご訪問ありがとうございます。
今日はのどの老化について書いてみたいと思いました。
よく患者さんや周りの50代、60代の方から、
ご飯を食べている時よく、「変なところに入る」
「昔はこんなことがなかったけどなぁ・・・」
「歳を感じる・・・」
という事をよく聞きます。
この様な場合、
口の中のガンや、脳腫瘍、胃潰瘍などが原因の事もありますので、
念のため、はやめに病院で診てもらってくださいね。
その他の原因に、のどの筋肉や舌、食道周囲の筋力低下があります。
筋力が低下し、食べ物を飲み込む力が弱くなり、
異物が気道に入ってしまった状態です。
食べ物や唾液が間違ってが気管に入ってしまい(誤嚥)、
そのままだと肺炎が誘発されてしまうので、
カラダは反射的にセキをして食べ物や
ウイルスなどの異物を外に出しています。
呼吸筋が重要
誤嚥を防いだり、咳をして気道に入った異物やウイルスを
出すために必要なセキは、呼吸筋が関与します。
呼吸筋とは、息をするときに働く筋肉の総称で、
体幹のみぞおち付近にドーム状にある横隔膜をはじめ、
肋骨と肋骨の間にある肋間筋(ろっかんきん)
などがあります。
横隔膜が下がると肺は膨らんで肋骨も広がって酸素を取り込み、
逆に横隔膜が上がる事で肺は収縮して肋骨も収縮。
肺が大きく膨らんでたくさんの酸素を取り込む事により、
勢いのあるセキで異物を排出しやすくなります。
「上質の咳」 ですね。
さて、ここからが重要です。
体幹の硬さ と 姿勢
横隔膜をはじめとする呼吸筋がしっかりと機能するために
大切なことは
体幹の硬さを取り、良い姿勢になる事です。
姿勢が悪いと胸や内臓が圧迫され、
肋骨の動きも硬くなり、体幹の動きが硬くなります。
この状態のままで姿勢を良くしようと身体を起こしても、
身体の中に「縮むくせ」や、「反発する力」がこもっているため、
自然体でよい姿勢をつくることができません。
体幹が硬くなると肋骨が広がりにくくなり、
横隔膜がしっかりと機能しないため、
肺は十分に膨らまず、酸素摂取量が低下します。
酸素摂取量が低下すると
自律神経の乱れが生じます。
交感神経が優位に働き、
血管が収縮したり、
余計にカラダが硬くなったり、
内臓の働きに影響が出たり、
ストレスを受けやすくなったり、
眠れなかったり
集中力の低下や
イライラしたり
肩こり頭痛がひどくなったり
めまいなど
いろんな悪影響を与えます。
スポーツにおいても上達の妨げとなります。
私が開業して12年半、
病気や心身ともに不調をきたしている方の体幹は
全員がとても硬くなってしまっています。
これは単なる年齢のせいではなく、
小学生のお子さんもあります。
姿勢やバランスの崩れになどにより、
無意識ににつくられた硬さです。
姿勢が悪く、体幹が硬くて得することは1つもありません。
体幹の整体 と 呼吸法
まえだ整骨院では、
横隔膜をはじめとする呼吸筋が
しっかりと機能し、
酸素をしっかり取り込める体への整体と、
正しい姿勢づくり、呼吸法をお伝えしています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ではまた。
院長 前田 和清
まえだ整骨院
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